賢い子を育てるなら、レッテルを貼れ⁈
私たちは、よくレッテルを貼られることを嫌がります。
周りに『あなたってこういう人』と勝手に決めつけられているニュアンスの言葉を言われると、カチンとくることもあります。
あなたに何が分かるの⁉︎
私はそんな人間じゃない!
言いたくなりますよね。
決めつけられると、何だか逆のことをしたくなってしまったり。。
しかし、子育てにおいては、このレッテルがとてもプラスに働くことがあるんです。
子供ってとても素直!
そして、お父さんお母さんが大好き!
お父さんお母さんの言葉は、子供にとって魔法の暗示にもなります。
例えば、兄弟喧嘩をして、弟を泣かせてしまったとします。
『なんでそんなことするの!!悪いお兄ちゃんね!』
とつい感情的に怒ってしまいそうになる時もありますが、、これでは逆効果。
子供も『僕は悪いお兄ちゃんなんだ・・』と思い込み、同じことをどんどん繰り返すだけ。
『本当はとっても優しいお兄ちゃんだもんね。弟には優しくしようね。』
と言われるとどうでしょうか。
潜在的に『自分は優しいんだ』と意識して行動するようになり、結果的にその言葉に近づいて行くのです。
だから、良いレッテルは、どんどん貼ってあげましょう。
しかし、ここで間違えてはいけないのは、本人とかけ離れたレッテルを貼り続けてしまうこと。
過度の期待は、子供にとって負担でしかありません。
また、
『あなたは他の子より頭のいい子だから。』
『あなたは1番可愛いから。』
などと、本人の努力関係なく、根拠のないプラスのレッテルも、ナルシストに育つおそれがあるためNG。
ポイントは、本人が努力していることに対して、頑張れば手が届くくらいの、ほんの少し背伸びしたレッテルを貼ることです。
なかなかお手伝いしてくれない子が、ある日少しだけ荷物を運んでくれたら、、
『お手伝いがとても上手だね。何でもお手伝いしてくれて嬉しいよ。ママを助けてくれるとっても優しい子ね。』
好き嫌いが多くて困っている子が、少しだけ苦手なものを食べてくれたら、、
『好き嫌いせずに、何でもモリモリ食べれるからすごいよね!』
お友達と仲良く遊べたら、
『いつもお友達にとっても優しいね。お友達が大好きだよね。』
外出する時には、
『いつもお外でママの言うこと聞いて、お利口にしてくれるから助かるよ』
片付けて欲しい時は、
『いつも上手にお片付けできるから、助かるよ』
などなど。。
普段から、子供の努力している瞬間を、ちゃんとキャッチできるよう、アンテナを張り巡らせておきましょう。
そして、少しでも頑張っている姿を見たら、ちょっぴり背伸びしたプラスのレッテルを、たくさん貼ってあげましょうね(*´꒳`*)
どんどん伸び代を増やしてあげて、長所のいっぱいある素敵な子に成長させてあげましょう!