人見知りな子にしたくないママ必見★最も効果的な人見知り克服法とは!【後編】
前回の続きです(*´ω`*)
人見知りする子の対処法として、頻繁に多くの人と触れ合う機会を持たせることも、効果的なだと言われています。
しかし、嫌がる子供を無理やり色々な人と触れ合わせるのは逆効果のようです。
恐怖心のまま知らない人と接する時間は、子供に取って苦痛しかありません。そして、それを無理やり強いられてしまうと、心のトラウマとなり、ますます人への警戒心が生まれてしまうことも。。。
肝心なのは、その大勢の人と接する頻度よりも、その場での喜び体験や、成功体験を積ませることです!
嫌がる時は、無理せず子供が笑顔になることだけを考え、人と接することの楽しさだけを味あわせることに徹しましょう。
時には親越しに他の人と触れ合わせてみたり、他の人に触れ合えそうなところで、一度離してお預け状態にし、さらに近づけ、そして離して、、とゲーム感覚で他人との距離感を楽しませてあげたり。そして、少しづつ、自然に抵抗なく人との距離を縮めてあげることで、子供の中での警戒心も生まれにくくなります。
少し手間のいる作業ではありますが、ゆくゆくは子供の将来の為。粘り強く頑張りましょううね。
また、ある程度大きくなって記憶力がついてくると、特定の人と接した場合のみ、人見知り反応を示してしまうことがあります。
これは、子供の中で、過去の経験から苦手意識を持ってしまっていることが、原因となる場合が多いようです。
例えば、近所のおじさんに大声で怒られたりすると、次からそのおじさんに会うと、人見知りの時と同様に顔が強張り、目を合わせられなくなったり、似ているおじさんに会っても同様の反応になってしまったりするとこもありますね。
記憶力により、根付いてしまった苦手意識は、簡単には克服することが難しいですが、成長とともに記憶が薄れてきて、だんだん人見知り反応が無くなることも多いようですので、あまり心配はいらないようです。
さらに、思春期になると、周りの目が気になり始め、過剰に周囲を意識するあまり、人見知り反応が出てしまうケースも多くなってきます。
『人は自分のことをどう思っているんだろう』
『変に思われないだろうか』
そんな疑問や不安ばかり生まれてしまう多感な時期ですので、こちらも成長の過程と捉えて気長に克服するまで見守りましょう。
もちろん、それにより日常生活に支障が出るなどの極度の人見知り状態に陥ってしまった場合は、親を含めて周囲の人が、不安を取り除いてあげたり、自分自身に自信を持つよう促す心のケアが必要となります。
いずれにしても、人見知りは、感受性が高く人に対して敏感であったり、繊細な子に多い傾向にあるようです。
これは、その子の長所にもなる素晴らしい資質であるとも言えますよね。
子供の特性を理解して、無理なく緩和させてあげることが大切なようです。